リクエストネットワーク(REQ)が暴騰!
リクエストネットワークが暴騰しました。
20時ごろから徐々に値を伸ばして、23時ごろから急上昇しました。最終的には0.2ドルから0.28ドル近くまで上昇しました。
暴騰の原因は公式ツイッターからセロ(CELO)と連携する発表があったことです。
リクエストネットワークの機能がセロで採用されたことが好感しているようです。
セロはビジネスで使用されることを想定した仮想通貨です。なので、支払いや請求書の発行といった機能が簡単に行えるようになることを目標としていました。そこで、今回リクエストネットワークの機能と連携して、請求書や支払いの機能を自動化することで改良されました。
現在は800以上の企業がリクエストネットワークの支払い機能を使用しており、請求書の発行などを行っています。
リクエストネットワークの開発者である、クリストフ・フォントノー(Christophe Fonteneau)氏は「セロのエコシステムであるDappsも、請求書発行、支払い、給与、経費などの財務に関する業務を簡単に管理できるようになった」と述べています。
セロ財団は助成金の支払いにもリクエストネットワークの支払機能を使用する予定です。この助成金は技術開発やセロのエコシステムの拡大を目的に使用されます。助成金の規模は490万ドルで90以上のプロジェクトに補助するとしています。
仮想通貨同士で機能を共有することでも価格が上昇することはあります。今後も機能の連携が進めば、リクエストネットワークはさらに上昇する可能性もあるでしょう。
ビットコインは650万円前後で小動き
ビットコインは小動きです。
深夜には640万円を割り込む瞬間もありましたが、おおむね650万円前後で動いています。アルトコインに関してはほとんどの通貨が軟調な動きとなっていましたが、ビットコインはほとんど下がりませんでした。価格が上がるほどの勢いはないものの底堅さは健在です。
ただ、アメリカのビットコインETF承認やビットコインの史上最高値更新に関することなど、期待感で上昇しているような背景もあるので、ネガティブなニュースが出てくると一気に暴落する可能性もあります。警戒も必要な局面であることは間違いないでしょう。
気になるニュース
バイナンスが10億ドルのファンドを設立
仮想通貨取引所のバイナンスが10億ドルもの大型ファンドを設立しました。
このファンドはゲームやVR、ブロックチェーン技術を支援することを目的にしています。具体的な提携先は明らかになっていませんが、資金の規模が非常に大きいため、多くのプロジェクトに資金が援助されることが予想されます。
ファンドディレクターのGwendolyn Regina氏は「10億ドルもの資金があれば、異なるタイプのブロックチェーンを融合した技術の構築を拡大できる」と述べました。
バイナンスのCEOはファンド設立の経緯について、「バイナンスはいくつかの国から規制の対象となっていたが、このような規制を緩めるために巨額のファンドを設立し、コンプライアンスを重視していく」と述べました。
中国以外でも規制されているケースもあるので、今後は規制が緩和されることを期待したいところです。
Bit Digital社が1万台のマイニング機器を購入
Bit Digital社が、Bitmain社から1万台のマイニング機器を購入する契約をしたことを発表しました。
Bitmain社は先日、中国へのマイニング危機を出荷停止したばかりでした。出荷停止の記事は下記になります。
中国ではマイニングをはじめとして仮想通貨の規制が厳しくなっていますが、世界的に見ればマイニングは成長中です。
Bit Digital社は米国とカナダでマイニング事業を展開しているので、その事業の強化するためにマイニング機器を購入したと見られます。
Bitmain社のディレクターであるIrene Gao氏は「Bit Digital社によるマイニング機器の購入は、北米における主要なマイニング事業の1つとして確立することにつながるでしょう」と述べました。
仮想通貨のマイニングは環境問題の話題に挙げられることが多いです。特に電力消費量について問題視されることが多く、批判の的にもなりやすいです。環境問題に対してうまく共存できるかが今後の課題となるでしょう。