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アイオーテックス(IOTX)の将来性と今後の見通しについて解説

アイオーテックス(IOTX)はIoTの技術改善を目的にしている通貨です。IoT関連の仮想通貨はあまり数が多くはありませんが、将来性に期待できる銘柄も数多くあります。

その中でも、アイオーテックスは将来性が高いです。コインベースに上場した以降、提携先も広げていきました。その結果、2021年はアイオーテックスの価格が20倍以上も高騰しました。今では、時価総額ランキングで約100位の規模となっています。

この記事ではアイオーテックスの将来性と今後の見通しについて解説します。

アイオーテックス(IOTX)について

アイオーテックスは、Raullen Chai氏によって開発された通貨で、2017年に誕生しました。アイオーテックスが目指しているのは信頼できるIoT(Internet of Things)のシステムを構築することです。アイオーテックスの公式webページ

IoTとは日本語で「もののインターネット」と呼ばれるシステムです。私たちの身近にある様々なものがインターネットに接続されることで、利便性を追求するというものです。人々の生活以外にも工場などの生産拠点ではIoTの技術が注目されています。

IoTの分野で問題になっているのは、セキュリティに対する心配です。いろいろなものがインターネットにつながるということは、本来見られたくない情報が、インターネットに接続されることで漏洩してしまうという恐れがあります。

そこで、アイオーテックスがプライバシーを保護した状態で、IoTの利便さを実現するシステムを構築しています。

アイオーテックスはツイッターでも情報を発信しています。(@iotex_io

ツイッターでは提携について発表されることが多く、アイーオーテックスのツイートで価格が高騰することもあります。

YouTubeでも多数動画を公開しています。アイオーテックスのYouTubeチャンネル

以下の動画で簡単にアイオーテックスについて解説しています。

海外の仮想通貨取引所であるバイナンスでは2018年6月とかなり早い時期からアイオーテックスの取引が可能でしたが、当時はあまり注目されることはなく、数多く存在するアルトコインの一種という認識でした。

アイオーテックスが大きく注目されるようになったのは、2021年8月にコインベースへ登録されたときです。この時、価格を大きく上昇させたのと同時に認知度を上げていきました。

アイオーテックスの高騰

以下は2021年のアイオーテックスのチャートです。

アイオーテックスが高騰している箇所は大きく分けて3つあります。5月、8月、11月の3つの時期に大きく高騰しました。それぞれの高騰の理由を解説します。

5月の高騰(2円から8円)

初めに5月の高騰については、ビットコインを筆頭に仮想通貨市場が盛り上がっていたためです。4月から5月にかけてビットコインは当時の史上最高値である600万円前後で推移しており、ビットコイン以外のアルトコインも軒並み高騰していました。

なので、アイオーテックスだけが特別話題になったわけではありませんでした。なので、5月上旬に8円まで価格を伸ばした後はじりじりと価格を下げていく動きとなり、2円前後まで値下がりしてしまいました。

8月の高騰(2円から12円)

6月から7月は軟調な動きが続いていました。このまま価格が下がり続けて高騰が見込めなさそうでしたが、8月に流れは一変しました。

高騰の原因となった出来事はアイオーテックスがコインベースと提携を発表したことです。この発表でアイオーテックスは2円から12円まで大きく高騰しました。

アイオーテックスの開発者であるRaullen氏から発表がありました。このツイートは2021年12月時点で、Raullen氏の固定ツイートとなっているので、それほど大きな出来事だということがわかります。

マイナーな通貨から認知度を高める最初のステップが、コインベースへの登録といってもいいぐらいです。

この後は8月から10月にかけては、アイオーテックスは7円前後で推移していました。価格を大きく下げることもありませんでしたが、高騰することもありませんでした。

11月になるとアイオーテックスにとって追い風となる出来事が立て続けに起きました。

11月の高騰(8円から26円)

11月はビットコインが再び史上最高値を更新するほど高騰しました。アイオーテックスもその流れで高騰していたのですが、独自の提携が発表されたことでアイオーテックスは大きく高騰しました。

まずは、Travalaと提携が発表されて大きく高騰しました。以下の記事で詳しく解説しています。

Travalaはオンラインの旅行予約会社で、仮想通貨決済に非常に力を入れています。アイオーテックス以外にもビットコインなどでの決済も可能になっています。

ビットコインが最高値を更新する勢いに乗ってアイオーテックスはさらに価格を上昇させます。

アイオーテックスがDeFi Liveへ出演することでさらに価格を伸ばしました。

Defi Liveでアイオーテックスに関する新情報はありませんでしたが、将来性が期待されて価格が高騰しました。ビットコインが史上最高値を更新していた影響もあり、アイオーテックスは25円まで価格を伸ばしました。

アイオーテックスの今後の見通し

アイオーテックスは決済面や日本の取引所で上場することなどで高騰する要素を残しています。それぞれの事柄について解説します。

IoTシステムへの期待

アイオーテックスはIoT分野への貢献により高騰することが期待できます。本来の目的であるプライバシーを保護したIoTのシステムが普及すれば、自然とアイオーテックスが高騰するでしょう。

IoT関連の仮想通貨は、メタバース銘柄と比べると競争率は低くなりますが、ライバルが全くいないわけではありません。例えば、アイオータ(IOTA)もIoTの技術改善を目的にしており、アイオーテックスと似ている通貨です。

アイオーテックスが高騰するためには、ほかの銘柄と差別化することが重要です。

日本の仮想通貨取引所への上場期待

アイオーテックスは日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。2021年12月現在は、アイオーテックスの時価総額ランキングが約100位であるため、日本ではまだ知名度は低いというのが現状です。

それでも、アイオーテックスに近い時価総額の銘柄にオーエムジー(OMG)やクアンタム(QTUM)があり、これらは日本の仮想通貨取引所に上場しています。

なので、日本の仮想通貨取引所でアイオーテックスが新規上場する日がそのうち来ることも考えられます。新規取り扱いが決まれば、アイオーテックスが大きく高騰する可能性は高いです。

アイオーテックスを購入するには

アイオーテックスは日本の仮想通貨取引所では扱っていません。なので、海外の仮想通貨取引所で購入する必要があります。おすすめの取引所はバイナンスです。取り扱っている通貨が多数あり、信頼性も高い取引所です。下記リンクからバイナンスに登録できます。

まとめ

アイオーテックスは将来性のある通貨です。IoT関連の銘柄はあまり数が多くないので、ライバルとなる通貨は少ないことがメリットです。

新たな提携先が発表されることで、アイオーテックスが高騰することが過去に何度もありました。今後も提携先を増やしていくことで、アイオーテックスが成長していくでしょう。

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