アイオーテックス(IOTX)が130%の高騰!
アイオーテックスのチャートです。
アイオーテックスは0.08ドルから0.185ドルまで価格を伸ばし、130%の高騰となりました。16時ごろに0.185ドルの高値を付けると、その後はやや価格を下げていますが、依然として0.13ドル以上の高値圏で推移しています。
高騰の原因は、「Travala.com」と提携したことです。アイオーテックスの公式ツイッターから発表がありました。
このツイートを受けてアイオーテックスが大きく高騰しました。航空機、ホテル、ツアーの決済が可能になったという発表です。年末年始のシーズンに間に合うようにすることが目標と述べています。また、旅行で使用ができるクレジットを900ドル配布するキャンペーンも実施しています。
Travala.comは2017年に設立されたオンライン旅行予約会社です。現在は、大手のブロックチェーンをベースとした旅行予約プラットフォームnにまで成長しました。
独自の通貨であるAVAを運用しており、Travala.comのプラットフォーム上で利用することができます。仮想通貨決済に力を入れており、スワイプ(SXP)の支払いにも対応しています。もちろん、クレジットカードの支払いにも対応しています。
Travala.comの目標は、旅行の予約を分散型の技術で完結させることです。従来は中央集権的なプラットフォームが中心でしたが、それを分散型の理念へと変化させることで、ユーザーによって統治されるオープンソースの技術を構築することを目指しています。なので、今後も仮想通貨の提携先を広げていくことが予想されます。
ビットコインは700万円を割り込む
ビットコインのチャートです。
深夜に値を下げて一瞬ではありますが、700万円を割り込みました。FOMCからテーパリング開始の発表があったものの影響もあまりなく、大きな材料がありません。引き続き小動きの展開が続きそうです。
11月5日にアメリカの雇用統計の発表がありますが、その結果次第で大きく動く可能性もあります。
気になるニュース
NFTが流行語大賞にノミネートされた
自由国民社から、新語・流行語大賞のノミネート30語が発表され、「NFT」がノミネートされました。
NFTが流行語として認知されるほど知名度を伸ばしているということでしょう。2021年は仮想通貨にとって良い話題が続出した年となりました。
例えば、ビットコインが史上最高値を更新したことや、アメリカでビットコイン先物ETFが承認されたことなどです。NFTの普及もその一つです。
NFTは大きな企業が限定でNFT作品を配布するというケースがあります。最近ではアメリカのマクドナルドがマックリブのNFTを配布しました。また、NFTの優れているところは、個人間でもNFTの売買ができるという点です。
クリエイターが自由に作品を公開して、世界中に広く公開できるという点がアートの分野と非常に相性が良いです。
日本ではまだまだNFT市場は伸びる余地があります。流行語大賞になったことをきっかけに、企業だけの限らず個人でも何らかの形でNFT参入する人が多くなるでしょう。
必ずしもクリエイターとしてではなくNFT作品を購入するユーザーとしてNFTに関わる人も多くなると予想されます。
ビットワイズ(Bitwise)がコンパウンド(COMP)のファンドを発表
ビットワイズがコンパウンドのファンドを発表しました。
ビットワイズはDiFi市場に注目しており、コンパウンドがDiFiの中心になるとみています。これまでも、ユニスワップ(UNI)やアーベ(AAVE)のファンドを運用してきました。
コンパウンドはユーザー間における資金の出し入れが楽なことが特徴です。さらに、コンパウンドトークンそのものが利益を生み出すという特性があるので、キャッシュフローを生み出さないビットコインの代替として需要があります。
現在は、コンパウンドの時価総額は約20億ドル程度ですが、このプロットフォーム上には150億ドル以上の資金が存在しています。今回のファンドの立ち上げにより、コンパウンドの価格が伸びる可能性が生まれそうです。