高騰する仮想通貨が見つからずに悩んでいませんか?
この記事ではテラ(LUNA)の高騰原因と、12月5日のビットコインの値動きについて解説しています。さらに、仮想通貨のニュースについても解説しています。
なぜなら、仮想通貨のニュースを知ることで仮想通貨における相場の方向性をつかみ、投資の成功可能性を高めてくれるからです。
記事を読み終えると、12月5日の仮想通貨市場の動きを把握できます。
テラ(LUNA)が30%の高騰!
テラのチャートです。
テラは59.5ドルから77.7ドルまで価格を伸ばし、30%の高騰となりました。昨日は仮想通貨が全面安となったので、その反動でほとんどの銘柄で価格が上昇しました。テラは特に上昇率が高くなりました。
高騰の原因は、テラのバーンが行われたことです。
テラのネットワーク内に存在するSDTという通貨をバーンするという告知です。SDTは安定化準備金として利用されましたが、テラのネットワークがアップグレードされて価格も高騰したことから、準備金が不要になりました。
そのままにしてもネットーワークの負荷になるだけなので、バーンをすることでネットワークの負荷を減らすのが狙いです。それなら、すぐにバーンを行えばよさそうですが、一度に大量のバーンを行うにはソフトウェアのアップデートが必要になります。
なので、何度かに分けてバーンを行うことでSDTのバーンを完了させる予定となっています。予定では今後7年間で7億SDTのバーンが行われます。
ビットコインは550万円で小動き
ビットコインのチャートです。
ビットコインは550万円前後で小動きとなりました。暴落後は小さな動きとなっています。短期的な下落トレンドは一旦ストップしましたが、今週の株式市場の動向によっては大きく動くことも考えられます。
特に注意したいのはアメリカ株式の寄り付きです。大きな価格乖離があるとビットコインも株式の動きにつられて動く可能性があるでしょう。
仮想通貨ニュース
BitMartでハッキング被害
海外の仮想通貨取引所であるBitMartでハッキングが発生しました。BitMartのCEOからツイッターでハッキングについて発表がありました。
被害に遭ったのはイーサリアムのホットウォレットとバイナンススマートチェーンのホットウォレットです。被害額は1億5000麺ドル相当となりました。
BitMartの公式ツイッターでもハッキングの対応について告知がありました。
ハッキングが確認されたので、現在はセキュリティの見直しを行っているというのことです。また、このツイートの時点では出金を一時的に停止しています。
ハッキングされた仮想通貨の補償についてはどうなるか明らかになっていませんが、顧客の資産についてはほとんどがコールドウォレットに保管されているとのことなので、公式の対応を見ると全額補償されると思われます。
ハッキングに対して告知が早く、セキュリティの対応も行っているので持ち逃げされるような心配は少ないでしょう。
ハッキングが発生しても仮想通貨市場への影響もほとんどありませんでした。BitMartのハッキングへの対応は、お手本になるような対応といえるでしょう。
とはいえ、出金再開までに時間がかかるのは間違いないのでユーザーにとっては痛手です。
最近は、仮想通貨のハッキングは少なくなりましたが、ゼロにはなりません。なので、仮想通貨投資をしているときは、いつハッキングされても大丈夫なように対策しておく必要があります。
もっとも簡単な対策は、複数の仮想通貨取引所を利用し、分散して仮想通貨を保管することです。
ロシアとウクライナで不正なマイニング施設を摘発
ロシアとウクライナで、電力を盗んでマイニングをしている施設が複数発見されて、それらの施設が閉鎖されました。
電力が不正に使用されたほかにも、土地を不法に占拠していた施設もあったようです。
監査の結果によると盗まれた電気の金額は13000ドル以上にもなりました。
ロシアやウクライナといった、中東地域はマイニングが活発に行われており、規制もそれほど厳しくありません。しかし、それを悪用して不正なマイニングをする事業者が後を絶たなくなっています。
中東地域は土地が広いので、施設の摘発にも時間がかかるという一面があります。ウクライナ政府はマイニングに関する法整備の取り組みを進めています。