仮想通貨動向

ビットトレント(BTT)が45%の高騰!12月6日仮想通貨動向

高騰する仮想通貨が見つからずに悩んでいませんか?

この記事ではビットトレント(BTT)の高騰原因と、12月6日のビットコインの値動きについて解説しています。さらに、仮想通貨のニュースについても解説しています。

なぜなら、仮想通貨のニュースを知ることで仮想通貨における相場の方向性をつかみ、投資の成功可能性を高めてくれるからです。

記事を読み終えると、12月6日の仮想通貨市場の動きを把握できます。

ビットトレント(BTT)が45%の高騰!

ビットトレントのチャートです。

btt chart 20211206

0.00233ドルから0.0034ドルまで価格を伸ばし、45%の高騰となりました。21時から急激に高騰して、その後はやや価格を下げて約0.0029ドルで推移しています。それでも、20%近くの上昇は残っています。

高騰の原因は、公式ツイッターからアップデートの発表があったことです。

今回のアップデートで新たなメインネットが稼働します。稼働開始日は2021年12月12日の予定となっています。また、既存のBTTトークンが新しい通貨になり、1:1000の割合で交換されます。

トークンの交換比率が1:1000になっているのは、BTTトークンの供給量を増加させるためです。公式の説明によると、旧BTTトークンの供給量が不足しているのでビットトレントの再分配を行うためと説明しています。

メインネットが稼働するようになると、新旧BTTトークンが混在することになます。旧BTTトークンは「OLDBTT」となって新BTTトークンが「BTT」となります。

ビットトレントを保有しているのなら、アップデート直後は送金ミスに注意しましょう。アドレスさえ間違えることがなければ大丈夫ですが、同じティッカーシンボルの通貨の規格が変わるので、送金ミスが起こりやすくなります。

最初に少額だけ送ってみて、正常に送金されることが確認できたら本来の送金を行うことで、仮に送金ミスをしてもすぐに気が付くことができます。

ビットコインは550万円で小動き

ビットコインのチャートです。

btc chart 20211206

ビットコインは550万円で小動きとなりました。21時頃にやや価格を上げており、これはNYダウの株価が堅調に動いたためだと推測されます。

テーパリングが前倒しで終了される可能性が示唆されていて、為替市場はドル高になりました。市場がリスクオフからリスク選好の流れに傾いてきているとみることもできそうです。

リスク選好の流れが強くなれば、ビットコインが再び堅調な動きを取り戻すでしょう。ただし、新型コロナウイルスの変異種の警戒感といったマイナスの材料もあるので楽観視は禁物となります。

仮想通貨ニュース

BitMartがハッキング被害の補償を発表した

BitMartがハッキング被害の補償を発表しました。

BitMartのハッキング被害についてはこちらの記事をご参照ください。

ハッキングが発生した原因は、ホットウォレットの秘密鍵が盗まれたことであることがわかりました。

盗まれた仮想通貨の中には、柴犬コイン(SHIB)やサンドボックス(SAND)など顧客の資産もありましたが、幸運にも盗まれた金額はBitMart全体の資産からすればごく僅かだったので補償の対応が早くなったようです。

ハッキング被害を受けたウォレット以外は安全が確認されましたが、セキュリティの見直しを行って再発防止を心がけるとBitMartは発表しています。

仮想通貨取引所でのハッキング被害は昔からあったことでした。BitMartのハッキングへの対応は非常に素早く、顧客の資産を守る適切なものだったため、BitMart内でもハッキングが発生した時の対応は事前に想定されていたものだと思われます。

松屋銀座でJPYC決済が可能になった

松屋銀座でJPYC決済が可能になりました。JPYCの公式ツイッターから発表がありました。

松屋銀座は東京都中央区にある百貨店です。店内の売り場で日本円のステーブルコインであるJPYCでの決済が可能になりました。実店舗でJPYCが使えるようになるのは初の取り組みとなります。

JPYCで決済できる期間は2021年12月6日から2022年11月30日の予定となっています。

松屋銀座はJPYC決済を取り入れることで、20~30代の若い仮想通貨投資家の取り込みを狙っています。

ただ、購入の方法が代理購入になっており手順が少し面倒になっています。

購入手順としては、初めに松屋銀座で商品を選び、取り置き表に決済金額等を記入します。そして、JPYC社にJPYCを送金して翌営業日に松屋銀座で商品を受け取るという流れです。電子マネーのように即時決済でその場で商品を受け取ることができないので、利便性に難があります。

やはり、エルサルバドルのチボウォレットのように即時で決済できなければ普及は難しそうです。

下記ツイートはエルサルバドルのスターバックスでの決済の様子です。電子マネーのように支払いができていることがわかります。

JPYC決済以外の現金やクレジットカードといった、既存の決済方法が使えなくなるわけではありませんし、なにより先進的な取り組みは大切なことなので、JPYC決済を始めた価値は大いにあるでしょう。

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