ワンインチ(1INCH)が80%の大暴騰!!
ワンインチが大暴騰しました。
17時から大きく上昇して、4ドルから7.7ドルまで価格を伸ばしました。80%の大暴騰です。17時からは、ビットコインを筆頭にアルトコインも全面的に安くなりましたが、ワンインチはまったく逆行した動きとなりました。
高騰の原因は、BSCでワンインチの取引量が増加したことだと推測されます。
直近1週間で3億ドルの取引量となっており、BSC内では6番目の取引量です。
ワンインチが高騰したのと同じタイミングで、アーベ(AAVE)も高騰しました。一部のDiFi銘柄が堅調な動きとなりました。ワンインチは独特な動きをする傾向があり、ほかのDiFi銘柄が横ばいの時に大きく値を伸ばすことがあります。
今後の値動きに関しては、企業の提携やアップデートの発表があればさらに値を伸ばす可能性もあるでしょう。
ビットコインが680万円を割り込む
ビットコインが軟調です。
昨日までは700万円以上をキープしていましたが、軟調な動きが強まり、670万円を割り込みました。ビットコインだけでなくアルトコインも価格を下げており、中には10%以上暴落している銘柄もありました。
17時から突然下落しました。原因はCream Financeで不正流出があったことだと思われます。次章にて詳しく解説します。
ビットコインは調整の流れが強くなりましたが、逆に言えば買い増しのチャンスととらえることもできます。もちろん、さらに下落する可能性もあるので、リスクの許容範囲に応じて投資をしていくといいでしょう。
気になるニュース
DeFiのCream Financeで1.3億ドルの不正流出
Cream Financeのイーサリアムのブロックチェーン上で不正流出がありました。
システムに脆弱性があり、レンディング市場が悪用されたとのことです。市場がクラッシュしましたが、Cream Fiannce内だけだったのが不幸中の幸いといったところでしょう。現在は脆弱性が修正されたようです。
おそらく資金は保証されるはずですが、それでも引き出しが自由にできなくなるので多額の資金を入れないようにしたいところです。
仮想通貨のハッキング被害額は年々増えており、なくなることはないでしょう。対策しても、また新しいネットワークへの攻撃方法が編み出されるので、イタチごっこになってしまいます。
ハッキングを完全に防ぐのは不可能なので、資金を分散するのが一番の対策となりそうです。
ブロックチェーンゲーム企業がSteamのNFTゲーム禁止の撤回を求める
Enjinをはじめとして、29社のブロックチェーンゲーム開発企業がSteamに対してNFTゲームの禁止を撤回することを求めました。
NFTを利用したゲームは新たな価値を創出でき、ユーザーとクリエイターの双方にメリットがあるとしています。
Steam側は実際の価値をアイテムの保有を許可しないとのことです。NFTではアイテムに通貨としての価値がつくため、そこが懸念点だとしています。
通貨として価値を持つということは、NFTのアイテムがマネーロンダリングや詐欺などの対象にもなりやすいので、悪用されることの心配もありそうです。
仮想通貨の性質上、一度送金した通貨を取り戻すのは非常に難しいので資金が持ち逃げされる恐れもあります。補償するにしても企業側はリスクとリターンが見合わないというところもあるでしょう。
ブロックチェーン技術に大きな可能性があるのは間違いないので、悪用を防ぐことができれば普及が広がっていくでしょう。着地点が難しいところです。