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ベーシックアテンショントークン(BAT)の将来性と今後の見通しについて解説

ベーシックアテンショントークン(BAT)はBrave社が開発した仮想通貨です。インターネットブラウザのBraveと開発元が一緒なので、Braveと大きな関わりがあります。

提携先も有名なところが多く、ベーシックアテンショントークンは将来性が高いです。提携先を次々に広げていった結果、2021年はベーシックアテンショントークンの価格が約10倍に高騰しました。今では、時価総額ランキングで約70位の規模となっています。

この記事ではベーシックアテンショントークンの将来性と今後の見通しについて解説します。

ベーシックアテンショントークン(BAT)について

ベーシックアテンショントークンはBrave社の開発した仮想通貨です。Brave社はインターネットブラウザのBraveの開発元として有名です。

ベーシックアテンショントークンの目的は、デジタル広告業界のプライバシー侵害を解決することです。

下記ツイートは新しい広告のプラットフォームの発表です。

訳:ベーシックアテンショントークンをベースとした、ブロックチェーンベースの新しいデジタル広告のプラットフォームを発表します。

インターネットでいろいろなサイトを閲覧していると広告が出てくることが多数あると思います。その広告には個人情報を使用しているものがあり、ユーザーの意図していない情報が漏洩していることもあります。

情報漏洩の問題を解決するためにベーシックアテンショントークンが誕生しました。開発元のBrave社はインターネットブラウザのBraveとベーシックアテンショントークンを組み合わせることで広告業界の成長を図っています。

2021年12月現在、ベーシックアテンショントークンの時価総額は約18憶ドルとなっています。これに近い時価総額の銘柄にはエンジンコイン(ENJ)やダッシュ(DASH)があります。

特徴的なのは提携先が多いことと、インターネットブラウザのBraveと提携していることです。順番に解説していきます。

提携先が多い

ベーシックアテンショントークンには提携先が多く存在しています。多くの取引所や企業と提携することでその通貨を使用する機会が増えるため、価格の高騰につながりやすくなります。

下図はベーシックアテンショントークンの公式ページより抜粋した提携先の一部です。

出展:BATのwebページ

仮想通貨取引所ではコインベースやバイナンス、そして日本の仮想通貨取引所であるビットフライヤーとも提携しています。

また、決済系ではbitpayとも提携しています。有名かつ大手の提携先が多いことから、ベーシックアテンショントークンに期待している企業が多いことがわかります。

インターネットブラウザ「Brave」について

Braveはインターネットブラウザの一種です。有名なインターネットブラウザには、「Chrome」、「Edge」、「Safari」などがあります。Braveはインターネットブラウザの中では大きなシェアを取っているわけではありません。

ベーシックアテンショントークンは、Braveと深く関わっています。開発元が同じなので当然ですが、具体的にどのようにかかわっているかというと「Brave Rewards」という取り組みです。

これはBraveを使用することによりベーシックアテンショントークンが付与される仕組みです。

従来の広告ではなくBraveのブラウザを通して広告を閲覧することで、ブラウザ内のウォレットにベーシックアテンションが送付されます。Braveには初めからベーシックアテンショントークンのウォレットが付いているのでウォレットを自分で用意する必要がありません。

ブラウザ上に仮想通貨ウォレットがあるので、ユーザーはウォレットの管理が楽になります。

ベーシックアテンショントークンの高騰

以下はベーシックアテンショントークンのチャートです。

1月から6月と7月から12月で大きく動きが異なります。それぞれの時系列に分けて解説します。

1月から6月の動き

2021年1月のベーシックアテンショントークンの価格は24円でした。そこから4月にかけて価格が上昇しました。

高騰の原因は総通貨市場全体の盛り上がりです。ビットコインが当時の史上最高値を更新したことにより、アルトコインも高騰したという流れです。

ベーシックアテンショントークンに特別なことがあったわけではありませんでしたが、1月の価格から約7倍となる160円まで高騰しました。

5月以降になると、ビットコインの過熱感や中国の仮想通貨規制のより大幅に価格を下げます。ベーシックアテンショントークンなどの、アルトコインもその流れに巻き込まれて価格を下げていきました。

6月から12月の動き

6月以降はビットコインをはじめとして、ほとんどの銘柄が小動きとなっていました。暴落は止まったものの大きな高騰はしばらくありませんでした。

ベーシックアテンショントークンは8月に60円から100円にやや価格を上げるものの、9月には70円まで価格が下がってしまいました。

そして、11月になるとベーシックアテンショントークンが80円から140円に突然高騰しました。高騰の原因はBraveがソラナ(SOL)と提携したことです。

訳:ソラナとの提携により、ブラウザとソラナを統合してサポートすることになりました。近いうちにソラナのブロックチェーンを利用した、高機能のウォレットをブラウザに導入する予定です。

ソラナは当時大きく高騰している通貨の一つであり、非常に注目を集めていました。ベーシックアテンショントークンではなく、Braveとの提携ですが、開発元は同じBrave社なのでベーシックアテンショントークンも高騰しました。

11月末にはベーシックアテンショントークンがさらに高騰しました。

訳:lukemuksとBraveのメンバーが毎週行っているディスカッションで、ベーシックアテンショントークンの最新情報をお知らせします。

コミュニティが積極的に情報発信を行ったことで、ベーシックアテンショントークンはさらに高騰し、一時200円を超える価格を記録しました。

11月にはビットコインも再び史上最高値を更新しており、それもベーシックアテンショントークンの高騰に影響しています。

ベーシックアテンショントークンの今後の見通し

ベーシックアテンショントークンは高騰する可能性が高い通貨です。主な理由は以下の2つです。

1つ目はBraveのシェアが増加することへの期待です。Braveがインターネットブラウザで大きなシェアを占めるようになれば、ベーシックアテンショントークンの大幅な高騰が見込めます。

2つ目は提携先の期待です。ベーシックアテンショントークンの提携先については、様々な仮想通貨取引所や決済関連の提携もあるため、将来性が見込まれています。

提携先が多いと、ベーシックアテンショントークンがユーザーの目に触れる機会が多くなるため、ユーザーの増加につながりやすくなります。

ベーシックアテンショントークンを購入するには

ベーシックアテンショントークンは日本の仮想通貨取引所でも扱っているところが多数あります。具体的には以下の取引所です。

  • コインチェック
  • ビットフライヤー
  • ビットバンク
  • GMOコイン
  • DMMビットコイン
  • オーケーコインジャパン

有名な取引所なら大抵扱っています。もちろん、海外の取引所でも、バイナンスをはじめとして多数の取引所でベーシックアテンショントークンを扱っています。下記リンクからバイナンスに口座開設すると、取引手数料が10%OFFとなります。

まとめ

ベーシックアテンショントークンは将来性のある通貨です。インターネットブラウザのBraveに使用されていることや、提携先が多岐にわたることから、今後も高騰することが期待できます。また、日本の取引所でも扱っているため安全性の高い銘柄です。

通貨の独自性があり提携先が多いことから、ベーシックアテンショントークンはほかの銘柄と差別化ができています。今後も存在感が大きくなっていくでしょう。

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