トロン(TRX)が値上がり
トロンが約10%値上がりしました。
目立った出来事があったわけではありませんが、じり高となっています。
最近フォビジャパンで取引が開始されたので、流動性が高くなっているのかもしれません。
ビットコインが堅調
ビットコインが510万円まで上昇しました。
割安感からか、右肩上がりに上昇しています。グラフの動きはトロンと似ていますが、上昇幅はビットコインのほうが緩やかです。
500万円という一つの壁を乗り越えて、やっと値動きが落ち着いてきたという印象です。このまま緩やかに価格を上げていく展開が予想できそうです。
気になるニュース
ウォルマートがライトコインの提携を否定
ウォルマートがライトコインの提携を否定しました。
12日に暴騰と暴落を短時間で繰り返す荒れた動きを見せたライトコインですが、荒れた動きの原因はウォルマートとの提携が発表されたことです。しかし、ウォルマートがライトコインとの連携を否定しました。
ことの発端はグローブニューズワイヤ(GlobeNewswire)というニュースサイトに、ウォルマートとライトコインが提携される記事が投稿されたことです。その瞬間にライトコインをはじめとして、ビットコインなども値を上げました。しかし、この記事はデマだったことがわかりました。ウォルマートもライトコインの連携を否定したことから、暴騰から暴落に流れは変わって、最終的にはほとんど元の価格に戻りました。
グローブニューズワイヤでは、デマの記事が投稿されてしまった原因を調査中とのことです。仮想通貨の多くは、管理者となる組織がないため、荒れた値動きで損失を被ってもだれも責任を取ってくれません。仮想通貨に投資する際は、今回のような荒れた値動きも想定しておく必要があります。
エルサルバドル政府がビットコインの利益を非課税にすることを発表
エルサルバドル政府ががビットコインの利益を非課税にすることを発表しました。エルサルバドルでビットコインを普及させることを強く進めたいという考えが感じ取れます。
非課税の対象がビットコインだけで、ほかの仮想通貨は対象にはなっていないようです。それでも、非課税のインパクトは相当大きいです。
さらに注目するべき点は、海外投資家も対象になるというところです。狙いは海外からの投資を活発化させるためです。ただし、マネーロンダリングなどに悪用される危険性も高くなります。チボウォレットに対策を追加する予定だそうです。
マネーロンダリングの世界はイタチごっこになりやすいこともあり、セキュリティの技術が追いつくかどうか心配なところはあります。それでも、仮想通貨の普及をひろげるためにはセキュリティ周りを解決することがほとんど必須条件です。
日本では仮想通貨の利益は雑所得として扱われるため、節税がしにくいです。また、経費として認めれる費用もかなり狭いです。年をまたいだ損益通算もできないので、仮想通貨は株やFXと比べて上級者向けといえるでしょう。積み立てNISAやiDeCoなどの非課税となる投資商品はありますが、仮想通貨関連が非課税になるのはまだ遠い先のことになりそうです。