仮想通貨動向

ビットコインはやや軟調な動きに。9月13日仮想通貨動向

2021-09-14

ビットコインが荒れた動きを見せた

ビットコインが荒れた動きをしました。値上がりしたと思ったら一瞬で値を戻しました。

22時30分ごろに急激に値を上げてそのあとすぐにで値を戻し、今日の最安値まで値が下がりました。詳しい原因はわかっていませんが、目立った経済指標の発表もなかったので、大口の取引があったと推測されます。ビットコイン以外の通貨でもこのような動きがみられたので、大手取引所のロスカットが一斉に発生した可能性もありそうです。

仮想通貨市場では時々このような荒れた動きをすることもあります。したがって、レバレッジ取引を行っているユーザーはこのような動きを想定して、ロスカットラインに余裕を見ておいたほうがいいでしょう。

価格については500万円を下回る時間が多く、やや軟調な動きとなっています。一時的に大きな動きは見せるものの、中長期的な方向感はいまだに定まりません。

マイクロストラテジーがビットコインを追加購入

マイクロストラテジーがビットコインの追加購入を明らかにしました。CEOのMichael Saylor氏よりツイートがありました。

要約すると、新たにビットコインを5050枚購入して、マイクロストラテジーのビットコイン保有枚数は114042枚となったということです。

今回のビットコイン追加購入の前から、マイクロストラテジーが世界で一番ビットコインを保有している企業でした。なので、ビットコインを追加購入したことで、保有枚数の記録を更新した形です。

ちなみに、テスラのビットコイン保有枚数はおよそ43000枚となっていて、さらに保有枚数の差を広げる結果になりました。

企業によるビットコインの購入は今後も拡大していくことでしょう。購入されたビットコインがどのように利用されるかが注目です。

フォビジャパンがトロンとクアンタムの上場を発表

フォビジャパンがトロンとクアンタムの上場を発表しました。9月14日から取引が可能になります。トロンの創設者であるJustin Sun氏よりツイートがありました。

トロンが取引できる国内取引所はビットポイントだけだったので、トロンを取引する機会のあるユーザーにとっては朗報です。販売所ではなく取引所での扱いなので、スプレッドが狭く市場価格により近い水準で取引できるようになるでしょう。入出金に対応してるのもうれしい点です。なので、海外取引所から入金するといった使い方も可能です。

通貨ペアとしては日本円、ビットコイン、イーサリアムの3ペアです。

  • TRX/JPY
  • TRX/BTC
  • TRX/ETH
  • QTUM/JPY
  • QTUM/BTC
  • QTUM/ETH

トロンだけでなく、クアンタムも3種類の通貨に対応しています。

先日、Justin Sun氏はツイッターにてビッグニュースがあるとツイートしましたが、トロン上場のことを指していたのでしょうか。もしそうだとすれば、少しインパクトに欠ける感じがします。残念ながら価格にはいい影響を全くと言っていいほど与えませんでした。やはり、すでに取り扱っている取引所があるというのは影響が大きかったようです。とはいえ、フォビジャパンはキャンペーンを多く実施しているので、その点では差別化ができているでしょう。

メルコインが日本JVCEAの第二種会員に登録

メルカリの子会社であるメルコインが日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)第二種会員に登録しました。

メルコインは仮想通貨に関する新規サービス企画をすることを目的にして設立された企業です。今後はJVCEA第一種会員を目指して動いていくことになるでしょう。

仮想通貨の新規サービスを展開するのであれば、第一種会員の資格が必須になります。第二種会員は第一種会員の予備軍というイメージです。

第一種会員の資格を取得するには、金融庁認可の暗号資産交換業者になるか暗号資産関連デリバティブ取引業者になる必要があります。例えば、コインチェックやビットフライヤーのような取引所のことです。これらの大手取引所は例外なくJVCEAの第一種会員です。

今伸びているNFTへの参入も積極的に行っていくとのことです。メルカリグループはQR決済のメルペイをサービス展開しています。これを仮想通貨と組み合わせることで新たなサービスが生まれる可能性もあると思います。メルコインが仮想通貨をどのようにサービス展開していくのか、ユーザーの目に見える結果が出るにはかなりの年月を要することになりそうですが期待したいところです。

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