サンドボックス(SAND)が25%の高騰!
サンドボックスのチャートです。
サンドボックスは2.55ドルから3.2ドルまで価格を伸ばしました。25%の高騰です。3.2ドルの高値を付けた後は2.8ドル前後で推移しています。
高騰の原因はメタバース市場の成長によるものだと推測されます。
公式ツイッターではゲーム内のステーキングに関するツイートが増えています。ほかに目立ったニュースの発表があったわけではありませんが、サンドボックスのユーザー数が少しづつ増えていると思われます。
先日はディセントラランドが高騰しましたが、ユーザー数の増加による高騰の可能性があります。以下の記事にて解説しています。
メタバース銘柄は主にゲーム内で使用される通貨のため、ユーザーの増加は通貨の価格に好影響を与えやすいという性質があります。企業との提携も価格に影響を与えますが、単純にユーザーが増えるだけでも流通量が増すため価格の高騰につながります。
ビットコインは730万円前後で推移
ビットコインのチャートです。
ビットコインは調整も一服して730万円前後で推移しています。短期的には下落とも高騰とも言い難いです。Taprootによるアップデートが間近に迫り、様子見の動きとなっています。アップデートは織り込み済みなので、ほかの要因がなければ大きく動くことはなさそうです。
ビットコインETFの承認が拡大されたり、大手企業が仮想通貨の参入を発表すれば、ビットコインが高騰する展開になる可能性が高いです。
仮想通貨ニュース
SECがVanEckの現物ビットコインETFを却下した
現物ビットコインETFが却下されました。
VanEck社のCEOであるJan van Eck氏がビットコインETFの却下の結果を受けてツイートしました。
現物ビットコインETFが却下されて失望しているという内容です。それでも、ビットコインETFが優れた投資商品であることをアピールしています。
SECとしてはやはり補償の面や投資家のリスクを警戒してなかなか承認に踏み切れないところがありそうです。11月初旬にSECは現物ビットコインETF承認の延長を発表しました。詳しくは以下の記事で解説しています。SECが現物ビットコインETFの延長を発表
現物ビットコインETFにはそれほど否定的ではないものの、承認には慎重な姿勢が見えます。
香港の保険会社が仮想通貨向けの保険を提供することを発表
香港の保険会社「OneDegree」が仮想通貨取引所の「HKbitEX」に保険を提供することを発表しました。
OneDegree社の提供する保険の内容は、顧客から預かった仮想通貨が盗難されたりハッキングされても1億ドルまでは保証するというものです。ビットコインが史上最高値を更新したことを受けて、この保険を発表されました。
世界各国の資産運用会社や仮想通貨ファンドを取り扱う会社は、仮想通貨には保険が適用されないことから、デジタル資産を敬遠していたという面があります。
会社で管理している仮想通貨がハッキング被害にあえば、顧客だけでなくその会社も大きな損害を被ることになります。そんな時に、保険に入っていれば失った資産が補償されるので仮想通貨を導入しやすくなります。
仮想通貨に対して保険が適用されないことは、ビットコインETFの普及の妨げになっていました。ETFで取り扱う金額は大きなものになるため、ハッキング被害にあった時の被害も甚大になります。
保険があることで会社も投資家も安心して取引ができるようになります。とはいえ、仮想通貨に対する保険が普及しても、ハッキング被害にあわないように自分の資産を自分で守る姿勢は常に持っておく必要があります。
セキュリティがしっかりしている取引所を選んだり、自分でハードウォレットを用意して保管するといった根本的なハッキング対策をすることが資産を守る重要な手段となります。