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ループリング(LRC)の将来性と今後の見通しについて解説

2021-11-12

ループリング(LRC)は分散型の自動取引システムです。通貨としてはあまり注目されていませんでしたが、2021年11月に5倍以上も高騰しました。ループリングは将来性が高く、今後は高騰が見込めます。独自の技術を持っていることもあって、企業との提携も進んでいます。

高騰の勢いが強く、価格が乱高下していますが、長期的みればループリングは価格を伸ばす可能性が高いです。この記事ではループリングの将来性や高騰の原因について解説しています。

ループリングについて

ループリングは2017年に誕生した、取引の自動実行を容易にするプロトコルです。このプロトコル内でループリングが使用されています。

イーサリアムをベースとして設計されており、リスクを軽減しながら流動性を高める分散型のシステムを提供しています。ループリングのWebページ

以下は公式のループリング紹介動画です。英語での説明ですが、デザインを動かしながら解説しているので、ループリングがどのような通貨であるかという雰囲気をつかむことはできると思います。

この動画はループリングの公式Youtubeチャンネルのものですが、ほかの動画は公開されていません。SNSマーケティングに関してはツイッターへ注力しているようです。(@loopringorg

ループリングの特徴的な点は、リングマッチングという技術を採用していることです。取引を小さく分割して、複数の市場に同時に発注することで、最適なタイミングを見つけて取引をするという技術です。

ループリングの技術は、スマートコントラクトをサポートしているブロックチェーンに対応しています。なので、ERC20などのトークンはループリングの分散型システムを使って取引することが可能になります。

独自の技術を使用することで、ループリングが低コストかつ高セキュリティを実現できています。それでも、価格の高騰はなかなか起こりませんでした。

そして、2021年11月にはレイヤー2(zkRollups)へのアップデートが発表されました。

レイヤー2(zkRollups)にアップデートされたことで、さらに低コストで取引が実現できるようになり、その結果ループリングが一気に高騰しました。

ループリングの高騰

ループリングは2021年11月に大きく高騰しました。以下はループリング2021年ののチャートです。

11月1日の時点では約70円でしたが、10日には360円まで高騰しました。わずか10日でループリングの価格が5倍以上になりました。

高騰の原因は2つあります。1つ目はレイヤー2へのアップデートです。2つ目はGame Stopとの提携が噂されたことです。順番に解説します。

高騰の原因① レイヤー2へのアップデート

11月2日にレイヤー2のアップデートが発表されました。以下の記事にて高騰について詳しく解説しています。

レイヤー2のアップデートが起爆剤となって、ループリングが高騰の勢いを強めました。

公式ツイッターでもレイヤー2のアップデートを大々的に告知しており、面白いデザインでツイートしています。

レイヤー2のアップデートにより取引コストが大幅に安くなっていることを表現しています。

高騰の原因② Game Stopと提携されるという噂

そして、Game Stopがループリングと提携してNFTマーケットプレイスを立ち上げるという噂が広がってきました。しかし、公式から発表があったわけではありません。

一応、根拠らしいものが存在しており、ループリングのGithub上のソースコードにGame Stopと提携するコードが見つかったようです。

これが話題になり、レイヤー2のアップデートと重なって高騰が高騰を呼ぶ流れとなりました。その結果として、10日間で価格が5倍以上になったというわけです。

もし、Game Stopとの提携が本当であれば、ループリングはさらに価格を伸ばすでしょう。

ループリングの今後の見通し

ループリングの今後の見通しは明るいです。ただし、2021年11月時点では急激に高騰したため、過熱感から調整の動きとなる可能性もあります。柴犬コイン(SHIB)やドージコイン(DOGE)のように、ほとんど調整が入らずに価格を上げる展開も考えられますがこれらはレアケースです。

レイヤー2の期待は大きくほかの通貨や企業との提携が発表されれば、ループリングの高騰につながるでしょう。また、分散型取引所へ資金が流入することでも、取引量が増えて間接的にループリングの価格上昇に貢献します。

Game Stopとの提携が公式から発表されれば、ループリングはさらに価格を上昇させるでしょう。ただし、提携しないと発表すると失望売りでループリングが暴落する可能性もあります。

11月11日の時点では、ループリングとGame Stopの提携はまだ明らかにはなっていないので注意しましょう。突然、提携について発表される可能性もあります。

日本の取引所にループリングが上場することで高騰するという可能性もありますが、実現はまだ時間がかかりそうです。

ループリングは長期的に見れば価格を上昇させる可能性は高いですが、数週間から1か月ぐらいの範囲で見ると下落する可能性も考えられます。無理のない範囲で投資することをおすすめします。

ループリングを購入するには

ループリングは日本の取引所では扱っていません。なので、海外の取引所で購入する必要があります。おすすめの取引所はバイナンスです。下記リンクからバイナンスに登録できます。

まとめ

ループリングは将来性のある銘柄です。特にレイヤー2のアップデートによる期待が大きいです。高騰した価格の過熱感がなくなれば、再度価格を伸ばしていくことが予想されます。

また、企業の提携や分散型取引所の需要拡大が進むことで、ループリングが高騰するでしょう。

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