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テラ(LUNA)の将来性と今後の見通しについて解説

テラ(Luna)は2021年に大きく高騰した通貨です。2021年11月現在は仮想通貨の時価総額ランキング20位に入るほど高騰しました。それまでは数多く存在するアルトコインの一種でした。

テラは独自のネットワークを持っていて普及が広がっています。ネットワークの価値が高いので、テラは将来性の高い通貨の一つです。長期的に見れば時価総額ランキング10位になる可能性も秘めています。

この記事ではテラの将来性と今後の見通しについて解説します。

テラ(LUNA)について

テラはTerraform labsが開発した仮想通貨で、2019年に誕生しました。Terraform labsはソウルに拠点がある会社で2018年に設立されました。Terraform labのホームページ

テラが生まれたのは最初のビットコインバブルの後なので、かなり新しい仮想通貨です。テラはツイッターでもマーケティングをしています。(@terra_money)また、YouTubeでも多数の動画を公開しています。テラのYouTubeチャンネル

公開している動画の内容はアップデートの発表やワークショップが多いです。

下記動画ではテラについての説明です。英語とはなっていますが、デザインが丁寧に作られており、おおよその仕組みは把握することができます。

日本やアメリカなどの法定通貨に対するステーブルコインをテラのブロックチェーン上で発行します。例えばアメリカのステーブルコインはTerraUSDTのようなステーブルコインになります。

発行されたステーブルコインは、銀行やゲームなどの産業で使用できることがアピールされています。もちろん他国の通貨での取引も可能です。

ネットワーク上にステーブルコインを発行することで、国境に関係なく効率の良い決済ができるようになることを目的にしています。

そして、これらのステーブルコインが使用されるほどテラがネットワークとしての価値が高まり、テラのトークンであるLunaが高騰するというわけです。

テラ自体は分散型のネットワークにもかかわらず、ステーブルコインを発行できるというのが特徴です。テザー(USDT)などのステーブルコインは中央集権的な通貨となっていることが多いです。

テラ高騰する理由についてはメトカーフの法則から考えると納得することができます。

メトカーフの法則は、ネットワーク通信の価値は接続されているシステムのユーザー数が多いほど高くなるというものです。メトカーフの法則はビットコインの価格を推定するために利用されることもあるほど有名な法則です。

ほかにも、メタバース銘柄も利用ユーザー数が増えることで価格が高騰しやすいです。

このようにテラは独自のネットワークを持っていましたが、長い間数多くあるアルトコインの一種に埋もれていました。そのような状況でしたが、2021年9月に「Project Dawn」というテラの大規模アップデートが行われ、一気に注目されることになりました。

このアップデートをきっかけにしてテラが高騰し、時価総額トップ20位まで高騰することになりました。

テラの高騰

テラのチャートです。

高騰している時期が2つあります。1つ目は3月で4月にかけての時期です。2つ目は9月から11月にかけての時期です。

初めに4月の高騰について解説します。4月の高騰の原因は、ビットコインが最高値を更新したためです。この時期はビットコインをはじめとしてアルトコインについても最高値を更新する銘柄も多数ありました。最高値を更新しなくても堅調な値動きだったことは間違いありません。

年初のテラの価格は40円でしたが4月に2000円以上になりました。ここだけ見ても50倍の高騰です。その後は6月にいったん価格を下げて1000円を割り込んでしまいました。

そして、9月になってからテラは再び高騰しました。高騰の原因は「Project dawn」の発表によるものです。ビットコインもこの時期に再度高騰しましたが、テラの高騰はビットコインよりも大きくなりました。

高騰のピークは11月で、テラの価格は6000円以上に跳ね上がりました。この時点でテラの時価総額が約200億ドルとなり、仮想通貨の時価総額ランキング20位に入るほどまで上り詰めました。

テラと同じ規模の時価総額の銘柄にはライトコイン(LTC)やビットコインキャッシュ(BCH)があります。

テラの今後の見通し

テラの今後の見通しは明るいです。テラと提携する企業が増えたり、テラのネットワークの利用者が増えることで高騰につながります。

また、テラはまだ日本の仮想通貨取引所に上場していないので、日本の取引所に上場することでも高騰が期待できます。前例として、シンボル(XYM)が日本に上場したときは、シンボルが大きく高騰しました。なので、テラが日本の仮想通貨取引所に上場すれば大きく高騰するでしょう。

テラに関する大きな発表がなかったとしても、ビットコインが再び高騰すればテラもそれにつられて高騰することが期待できます。

テラを購入するには

テラは日本の仮想通貨取引所では扱っていません。なので、海外の仮想通貨取引所で購入する必要があります。おすすめの取引所はバイナンスです。取り扱っている通貨が多数あり、信頼性も高い取引所です。下記リンクからバイナンスに登録できます。

まとめ

テラは将来性のある銘柄です。期待できる要素が多くあるので、長期的に見れば価格を伸ばしていくでしょう。

特に、日本の仮想通貨取引所への上場が期待されるところです。

テラのプロジェクトそのものも独自性があるので、実用性が増してくれば自然とテラの価格が高騰すると予想されます。

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