シンボルはネム(XEM)のハードフォークにより2021年に誕生した通貨です。比較的新しい通貨で、日本でも根強い人気があります。
2021年10月に日本の仮想通貨取引所にシンボルが上場したことで、シンボルは大きく高騰しました。
もちろん、シンボルは通貨としての強みもあるので将来性が期待できます。例えば、ブロックチェーン上にNFTのプラットフォームが稼働していることが挙げられます。
この記事ではシンボルの将来性と今後の見通しについて解説します。
シンボル(XYM)について
シンボルは2021年に誕生した比較的新しい仮想通貨です。カタパルトというネム(XEM)のアップデートにより生まれました。
シンボルのメインネットが稼働した後は、海外の仮想通貨取引所である「gate.io」ですぐにシンボルの取り扱いが開始されました。
その後は、Zaifが5月にシンボルの上場を発表して、日本初の取り扱いとなりました。
Zaifに上場したものの、当時はあまりシンボルが注目されていませんでした。ビットコインやNFT銘柄が非常に盛り上がっていたからです。シンボルはその陰に隠れていました。
シンボルが4月以降は価格を下げていたので、ますます影が薄くなってしまったというところはあるようです。
しかし、2021年10月に急に風向きが変わってシンボルが大きく注目されました。
シンボルの高騰
以下はシンボルのチャートです。
シンボルの価格は、4月から6月にかけては登場したばかりの通貨ということもあり、値動きが安定しませんでした。10月以降は価格を伸ばしています。
特に高騰している箇所が2か所あり、10月初旬と11月下旬に大きく高騰しています。これはシンボルが取引所に上場することが発表されたためです。シンボルは取引所に上場することで大きく高騰しています。
まず10月の高騰についてですが、10月1日にビットバンクの上場発表があり、続いて10月7日にGMOコインの上場発表がありました。2つの取引所に上場が決まったことで、一気にシンボルが高騰しました。
そして、11月22日にBybitがシンボルの上場を発表しました。この影響で13円からシンボルは55円近くまで価格を伸ばし、結果としてシンボルの価格が2か月弱で約4倍になりました。
以上のように、シンボルは仮想通貨取引所に上場するたびに大きく高騰していきました。今後も仮想通貨取引所への上場により、価格を高騰させる可能性は大いにあるでしょう。
シンボルの今後の見通し
シンボルの今後の見通しにおいては強気な予想が多く、将来性は高いです。ここでは特に期待できることを2つ解説します。
1つ目はバイナンスへの上場期待です。2つ目はシンボルのNFTプラットフォームが拡大することです。
バイナンスへの上場期待
シンボルは海外の大手仮想通貨取引所であるバイナンスにまだ上場していません。もし、バイナンスに上場すれば大きく高騰することが期待されます。なぜなら、これまでシンボルが仮想通貨取引所に上場することで価格が高騰したからです。
日本の取引所では利用しているのがほとんど日本のユーザーですが、バイナンスは世界中にユーザーがいます。なので、今までの高騰とは比べ物にならないほどの高騰も考えられます。
シンボルのNFTプラットフォームについて
シンボルは自身のブロックチェーン上でNFTプラットフォームを持っています。2021年6月にリリースされました。
NFTは非常に期待されている分野であり、大手企業が続々と参入しています。企業が独自のNFT作品を公開して、マーケティングを行うというケースも珍しくありません。
日本ではNFTが2021年の流行語大賞にノミネートされるほど知名度が広がりました。
NFT市場が成長することで、シンボルのNFTプラットフォームが注目されやすくなります。シンボルと大手企業との提携が発表されればシンボルの価格が高騰することが期待されます。
シンボルを購入するには
日本国内ではビットバンクやGMOコインでシンボルを取り扱っています。
海外の大手仮想通貨取引所であるバイナンスには、まだシンボルが上場していません。シンボルは、新たな仮想通貨取引所に上場することが発表されるたびに価格が高騰しました。
もし、シンボルがバイナンスに上場すればかなりの高騰が見込めます。日本の取引所のユーザーは日本人が中心ですが、バイナンスには世界中にユーザーがいるからです。下記リンクからバイナンスに登録できます。
まとめ
シンボルは将来性のある銘柄です。シンボルのNFTプラットフォームや仮想通貨取引所への上場が特に期待できる要素となっています。
シンボルはまだ誕生したばかりで、歴史の短い仮想通貨の中でもさらに短くなっています。なので、価格の変動を完全に予測することは難しいですが、長期的に見ればシンボルに期待できる要素は多いです。