高騰する仮想通貨が見つからずに悩んでいませんか?
この記事ではヤーンファイナンス(YFI)の高騰原因と、12月17日のビットコインの値動きについて解説しています。さらに、仮想通貨のニュースについても解説しています。
なぜなら、仮想通貨のニュースを知ることで仮想通貨における相場の方向性をつかみ、投資の成功可能性を高めてくれるからです。
記事を読み終えると、12月17日の仮想通貨市場の動きを把握できます。
ヤーンファイナンス(YFI)が40%の高騰!
ヤーンファイナンスのチャートです。
ヤーンファイナンスは20800ドルから28600ドルまで価格を伸ばし、40%の高騰となりました。終日大きく価格を上昇させ、堅調な動きとなりました。
高騰の原因は、ヤーンファイナンスが業績の好調具合を発表したことです。
訳:ヤーンファイナンスはマーケットから約750万ドル相当のYFIを購入しました。(総供給量の0.77%)現在、4500万ドル以上の貯蓄があり、業績が好調なので積極的に買い戻すことが期待できます。
このツイートがされた後にヤーンファイナンスが堅調な動きとなりました。自社の業績が好調で価格を伸ばすケースはやや珍しいです。よくある高騰のパターンは提携先やアップデートの発表です。
業績の好調さを示し、今後も買戻しをする可能性があります。買戻しの流れが強くなると、ユーザーの総供給量が少なくなるため高騰につながることがあります。
ただし、開発元の信頼が崩れると価格が暴落することもあります。それでも、時価総額の高い通貨に関してはほとんど心配はないでしょう。
ビットコインは530万円に値下がり
ビットコインのチャートです。
ビットコインは550万円から530万円に値上がりしました。上値が重く価格を上げることはほとんどありませんでした。この下落で昨日の高騰分を打ち消す形となりました。
下落の原因がはっきりとはしていませんが、年末相場に向けて売り圧力が増加しているものだと思われます。12月以降はビットコインの反発が弱くなっています。短期的には下落がさらに強くなることも想定しておいたほうがいいでしょう。
仮想通貨ニュース
ジャスティン・サン氏がトロンの代表から身を引くことを発表
トロンの代表であるジャスティン・サン氏からツイートがありました。
ジャスティン・サン氏は大証から身を引く理由について、トロンのネットワークが分散化されたため、代表者が不在でもネットワークは機能すると説明しています。なので、トロンの開発から完全に離れるというわけではありません。
代表から身を引くと同時に、ジャスティン・サン氏がグレナダのWTO代表になったことが発表されました。
グレナダ政府からWTO代表の指名があったようです。グレナダはブロックチェーン技術の普及を推進しているので、トロンの発展にも将来性を感じていると思われます。
この発表に対してトロンの価格はほとんど反応がありませんでした。市場にとっては、ジャスティン・サン氏の発言がそれほど驚くようなことではなかったようです。
しかし、仮想通貨市場が全体的に軟調な動きとなっていたため、結果的にトロンの価格は下落しました。
elektraがビットコインの決済取り扱いを発表した
メキシコの小売業であるelektraがビットコインの決済取り扱いを発表しました。
elektraのホームページでもビットコインの取り扱いを大きく告知しています。さらに、ビットコインで決済することで割引をするキャンペーンも実施しています。
elektraはメキシコ以外のラテンアメリカ地域のも拠点を持っています。ビットコインが法定通貨となっているエルサルバドルが近くにあるということもあり、ビットコインでの決済に力を入れているということでしょう。
メキシコでは金融機関が仮想通貨サービスを提供することは禁止されていますが、elektraは小売業なので規制の対象外になっているようです。
仮想通貨の規制は国によって対応が大きく異なります。中国のように規制が厳しい国もあれば、アメリカのように積極的に仮想通貨を普及させている国もあります。
メキシコについては、仮想通貨の規制がそれほど厳しくなっていないので、今後も仮想通貨決済が普及していくと思われます。