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ディセントラランド(MANA)の将来性と今後の見通しについて解説

2021-11-03

2021年10月、ディセントラランドが突然高騰しました。高騰する前は草コインの一つとしての認識程度でしかありませんでしたが、あることをきっかけに高騰しました。

高騰の勢いが非常に強く、たった1日で価格を2倍にさせたこともありました。2021年11月現在、ディセントラランドの時価総額の順位は約50位となっています。草コインの一つだったディセントラランドがなぜ注目されているのか、将来性はあるのかということについて解説します。

結論を書くと、ディセントラランドは将来性が高く、価格上昇は十分に見込めます。柴犬コイン(SHIB)やドージコイン(DOGE)のような価格上昇を見せる可能性もあります。ただし、投資する際は値動きの激しさに注意しましょう。

ディセントラランドについて

まずは、ディセントラランドがどのような通貨ということを解説します。

ディセントラランドは2017年にICOを実施して、開始から1分もたたずにで2,400万ドルもの資金が集まったことで注目されました。メタバース銘柄の一種であることが特徴です。ICO直後こそ注目を集めたものの、その後は注目されることがしばらくありませんでした。

ディセントラランドは仮想空間でのゲーム名です。ディセントラランドの公式サイトを見るとイメージがわきやすいと思います。

仮想現実の中で建物やアバターなどがNFTによって構成されていて、それらはMANAというトークンで取引することができます。

また、公式ツイッターも存在しており(@decentraland)多くの情報を発信しています。

例えば下記のツイートは、10月下旬にメタバースフェスティバルが開催されたときの宣伝です。

2021年10月の時点では、メタバースの中で大規模なイベントが行われたことはなく、ディセントラランドが初の試みとなりました。

このように、ディセントラランドはゲーム内の通貨としての利用が主な目的でした。2021年までディセントラランドが大きな動きを見せることがありませんでしたが、2021年10月に一気に注目されることになり、ディセントラランドが大きく高騰しました。

ディセントラランドの高騰について

2021年のディセントラランドのチャートです。

2021年の初めはディセントラランドの価格は約3円でした。チャートを見ると4月と11月に大きく高騰しています。高騰の背景を解説します。

4月の高騰

4月にディセントラランドが高騰して100円以上になりました。高騰の原因はビットコインをはじめとした仮想通貨市場の成長です。ビットコインは当時の史上最高値を更新して、アルトコインも連れ高となりました。

11月の高騰

10月29日まで0.8ドルで小さく動いており、そこから大きく高騰して10月31日に400円を記録しました。わずか3日で価格が4倍以上になりました。この時点で時価総額が約4億ドルになりました。ビットコインSV(BSV)やエンジンコイン(ENJ)とほぼ同等です。

10月30日の高騰が特に大きく、たった1日で2倍以上も高騰しました。以下は高騰時の記事です。

ディセントラランドが高騰した原因は、10月28日にフェイスブックがメタバースへ参入することを発表したことです。この影響でディセントラランドだけでなく、ほかのメタバース銘柄が次々に高騰しました。

高騰後も高値圏で推移しており、元の水準まで価格を戻す動きがみられないので根強い需要があると考えられます。

フェイスブックが「メタ」に改名した

10月28日にフェイスブックが自社を「メタ」という名前に改名しました。なぜメタという名前になったかというと、メタバースへ参入するためです。

社名変更時にCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、これからは事業の中心をSNSのフェイスブックからメタバースへ注力すると述べました。補足ですが、SNSのフェイスブックの名前は、そのままフェイスブックでメタにはならないようです。

GAFAの一角を担う巨大企業が改名するということは、メタバースに大きな価値を見出していることを意味しています。

メタ(元フェイスブック)がメタバースに参入するということが分かって、ディセントラランドなどのメタバース関係の銘柄が高騰しました。ディセントラランドのほかには、サンドボックス(SAND)やエンジンコイン(ENJ)が高騰しました。

ただ、注意することはメタがディセントラランドと直接関係があるわけではないというところです。あくまで、メタバースという共通点があるだけで、何かの提携があるわけではありません。

とはいえ、メタがディセントラランドと提携するような発言があれば、さらに価格を伸ばす可能性もあるでしょう。

サムスンとの提携

2022年1月6日にサムスンがディサントラランドの土地を購入しました。

サムスンが「Samsung 837X」という名前のメタバースを公開しました。ディセントラランド内の土地を購入してメタバースをリリースするという形です。

ディセントラランドでもサムスンが土地を購入したことを大きく取り上げました。

この影響でディセントラランドは大きく高騰し、2022年は幸先の良いスタートとなりました。

ディセントラランドの今後の見通し

ディセントラランドの将来性は高いです。サムスンが土地を購入したということもあり、企業からも注目を集めているからです。今後も企業との提携が進むことで高騰することが考えられます。

メタバース市場が成長することでも、ディセントラランドが高騰するでしょう。ディセントラランドは、メタバース銘柄の中では時価総額が高い部類なのでメタバース市場の恩恵を最大限に受けることができます。

ディセントラランドを購入するには

ディセントラランドは日本の仮想通貨取引所では扱っていないので、海外の取引所で購入する必要があります。

おすすめの取引所はバイナンスです。バイナンスは取り扱っている通貨が多数あり、信頼性も高い取引所です。下記リンクからバイナンスに登録すると、取引手数料が10%OFFになります。

まとめ

ディセントラランドはゲーム内通貨でしたが、メタ(元フェイスブック)のメタバース参入によって大きく注目されました。ディセントラランドは将来性のある通貨といえるでしょう。

今後、ディセントラランドがどこまで伸びるかは、メタバース市場の成長に大きく左右されます。また、企業との提携やメタの動き次第で価格を伸ばす展開が考えられます。

ただ、値動きが激しいので価格の変動が落ち着いた頃合いを見て投資するのも一つの選択肢です。

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