仮想通貨動向

ビットコインSV(BSV)が約15%の高騰!10月7日仮想通貨動向

ビットコインSV(BSV)が約15%の高騰!

ビットコインSVが18時ごろから急激に価格を伸ばしました。

高騰の後は軟調な動きになったものの、23時ごろに再び高値圏に浮上しました。

高騰の原因としては、大口投資家が資金を移動したことだと考えられます。

日本円にして8億円もの資金移動が複数のアドレスから観測されました。クジラと呼ばれる、いわゆる大口投資家が価格を動かしている可能性があります。なので、一気に元の水準まで価格を戻す可能性もあり、動きに警戒が必要です。

ビットコインは600万円を維持

ビットコインは小動きでした。

600万円はギリギリのところで維持しています。直近1週間ぐらいのビットコインは、価格を上げるペースが速かったので調整が来ることも考えられます。

4月に最高値として約650万円を記録しましたが、その数値が意識されるのは間違いないでしょう。650万円を超えることになれば、一気に価格を伸ばす可能性もありそうです。このまま堅調さが続くか正念場と言えるでしょう。

気になるニュース

GMOコインがシンボル(XYM)の取り扱いを発表

公式ツイッターから、10月20日よりGMOコインでシンボルの取り扱いを開始すると発表がありました。

このツイートの後、シンボルが高騰しました。また、先日ビットバンクで取り扱いが発表されたときも同様に高騰しました。下記は高騰時の記事です。

取引所の扱い開始だけでここまで価格を上昇させるケースは珍しいと思います。それだけシンボルに期待する投資家は多いと推測されます。

海外取引所でシンボルを扱っているところは少なく、意外なことにバイナンスでは取り扱っていません。もし、シンボルがバイナンスに上場することになったら、さらに急騰する可能性もありそうです。

とはいえ、取引所の扱いだけでなく通貨そのものに価値がなければ堅調さを維持することは難しいでしょう。今後もシンボルが堅調な流れを維持できるか注目です。

テザー社が自社の準備金の一部を中国に投資か

現在、テザー(USDT)は世界中で約690憶ドルも流通しています。その発行元であるテザー社の準備金の一部が中国の投資されているとのことです。

中国への投資といっても、すぐに危険と判断できるわけではありません。投資資金の大部分は格付け会社から高い評価を受けているからです。しかし、最近仮想通貨の規制が厳しくなっている国への投資ですから、好印象とは言えないでしょう。

そもそも、担保となっている資金をリスクの高い所へ投資するのはステーブルコインの理念に反していると考えることもできます。価値が安定していることこそがステーブルコインの強みだからです。しかし、テザーが中央集権的な通貨である以上、発行元が破綻するリスクは考えておかなければなりません。

いまだに、テザーの担保となる米ドルの資金が不透明という面があります。テザー社は過去にも捜査の対象となっていますが、資金の透明性は保証されていません。それでも、ステーブルコインの流通シェアは常にトップで他を寄せ付けないほどです。

もし、テザー社の信頼が破綻したらテザーだけでなく、ビットコインなどほかの通貨にも大きな影響を与えるでしょう。特に海外取引所では、テザーを基軸通貨として仮想通貨取引を行っているユーザーがほとんどだと思います。

仮想通貨投資をするにあたって、ビットコインのリスクは分かったうえで投資している人は多いと思いますが、ステーブルコインにもリスクがあるということを認識しておくべきでしょう。

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