ワックス(WAXP)が40%の高騰!
ワックスのチャートです。
ワックスは8時ごろから高騰しました。0.64ドルから0.89ドルまで価格を伸ばし、40%の高騰となりました。0.89ドルの高値を記録した後は0.75ドル前後で推移しています。
高騰の原因はワックスがHasbro社とFunko社との提携を発表したことです。
どちらもおもちゃの販売会社です。ワックスはNFTの銘柄なので、NFTとおもちゃの相性の良さを見込んで提携が実現しました。特にFunko社は世界中に拠点を持っており、日本でもバンダイを通じて商品展開をしています。バンダイFunkoのWebページ
この提携を受けて、ワックスのCEOであるWilliam Quigleyは「玩具業界の 大手企業から信頼を得ることは喜ばしいこと」と述べました。
メタバース関連が注目されているように、NFTとおもちゃといったエンターテイメントの相性が非常に良いです。おもちゃもデジタル化が進むことでNFTの需要がより増します。
NFTの成長ははユーザーだけでなくクリエイターにも良い影響を与えるので、双方にとってメリットがあります。
ビットコインは740万円前後で動く
ビットコインのチャートです。
ビットコインは8時ごろには堅調に推移し、750万円まで価格を上げましたが22時ごろから価格を下げました。全体としては740万円前後での動きとなりました。
材料に乏しく小動きの展開となっています。史上最高値を更新するほどの力があるわけでもなく、かといって暴落するようなニュースはありません。方向感が定まらない状況です。
仮想通貨ニュース
VanEckがビットコイン先物ETFの取引開始を発表した
VanEckのツイッターからビットコイン先物ETFの取り扱い開始の発表がありました。
11月16日からビットコイン先物ETF(XBTF)の取引が開始されます。XBTFストラテジーのWebページ
このETFは10月にSECから承認を受けていましたが、取引開始が延長されていました。延長の理由は明らかになっていません。
VanEckはビットコイン現物ETFが承認されることを目標にしており、SECに対してビットコイン現物ETFの申請をしましたが、却下されたという経緯があります。
SECはビットコイン現物ETFは投資家のリスクが高いことなどを理由として申請を却下しました。しかし、アメリカでは仮想通貨での規制はそれほど厳しくはないため、来年にはビットコイン現物ETFが承認されるものと予想されます。投資家のリスクが減るような対策ができれば承認に近づくでしょう。
台湾が仮想通貨の監査機関を設置した
台湾が仮想通貨の監査機関を設置しました。
ビットコインの史上最高値更新やアメリカでビットコイン先物ETFが取引開始されたことから、投資家の注目が仮想通貨に集まりました。
脱税の対策や投資家や消費者保護のための法整備を進めます。NFTの普及により、仮想通貨が投資商品としてでなく、売買や決済の手段としても一般的になってきました。なので、消費者に対する目線も必要になります。この点は株やFXなどとは大きく異なるところです。
台湾政府は、これまで仮想通貨に関するものをソフトウェア設計サービスのカテゴリーとしていましたが、金融、保険、不動産のカテゴリーに変更しました。それだけ仮想通貨市場が成長したということを証明しています。
また、ブロックチェーンやDAO(分散自立型組織)の技術についても同様であり、証券のサブカテゴリーに分類されます。決済関連でブロックチェーンの技術が使われることが多くなったので、法整備を進めながら普及を進めていくものだと推測されます。