アイデックスが暴騰!
アイデックスが暴騰しました。22時ごろから暴騰して、0.46ドルから0.7ドルと実に50%近くの値上がりです。
すごいのは最近1週間の動きです。下記は対ビットコインのチャートですが、それでもアイデックスの暴騰ぶりがわかります。
9月6日から徐々に高騰していって、9月8日に最高値を付けました。たった3日間で10倍になりました。
すさまじい暴騰ぶりですが、公式でも原因を把握できていないようです。ただ、サイトのアクセスが急に伸びているという内容のツイートがありました。
暴騰が始まる少し前からアクセス数が急激に伸びています。IDEXが急に注目されて、多くの人が買いに走ったと考えられそうですが、価格が10倍近くも伸びたことから、ほかにも要因がありそうです。
個人投資家の買い需要だけでここまで値を伸ばすとは考えづらいです。組織やクジラといった大口の買いが入ったと考えるのが自然です。
バイナンスではIDEX/USDTペアの取引が9月9日と最近開始されたので、流動性が高くなることが期待されます。取引もしやすくなるでしょう。
ビットコインの値動き
ビットコインは500万円前後のレンジ内で小さな動きとなりました。
午前中は500万円を割り込み、軟調な動きとなりました。そのまま下落が続きそうな流れでしたが、そこから持ち直して500万円をキープしています。方向が定まりにくい展開となっていますが、短期的には売りは一服したとみてもよさそうです。エルサルバドルの動きも落ち着きを見せてきて、次の材料待ちといったところでしょう。
気になるニュース
NFT市場の取引が減少
NFT市場の取引が減少しています。ソラナやアルゴランドなどのNFT銘柄が暴騰しましたが、その裏で、市場規模がは縮小しています。
下記はNonFungibleのデータです。8月16日にピークを見せてそこから下落し、8月末に盛り返しましたが、9月以降は加工の一途をたどっています。8月初旬の元の水準まで戻ってしまいました。
今のところNFT銘柄の価格には影響は与えていませんが、市場規模縮小はあまりいい影響はないと思います。ソラナに関しては、市場規模の縮小をものともせずに値上がりを続けていますが、今後はNFTの市場規模にも注意したほうがいいかもしれません。
アメリカでステーブルコイン規制の動きか
アメリカ財務省の官僚が、ステーブルコインを規制することについて金融関係者と会談していたことが分かりました。ステーブルコインのリスクを懸念しています。
仮想通貨市場が盛り上がりに比例して、ステーブルコインの取引高も伸びています。しかし、ステーブルコインが一気に米ドルなどの法定通貨に換金されると、ステーブルコインの価値が揺らいでしまいます。
ステーブルコインに規制が入ると、海外取引所での取引が制限される恐れがあります。なので、アメリカだけの問題とはならないでしょう。
バイナンスなどの海外取引所では日本円での取引ができないため、テザーやビットコインを基軸として取引を行います。ビットコインは値動きが激しいため。長期的に保有するのに抵抗があるユーザーもいるでしょう。そこで、テザーを保有することにより価値変動をほとんど気にすることなく取引ができるのです。
ステーブルコインは米ドルなどの法定通貨の価格と一緒の値動きになるように設計された通貨です。もっとも有名なものにテザー(USDT)があります。テザーは米ドルと同じ動きをします。
会談については情報収集という段階で、具体的な規制方針を明かしたわけではありません。したがって、すぐにステーブルコインが規制されるようなことはないと思いわれます。しかし、財務省の発言によっては仮想通貨の価格に大きく影響する可能性はあります。