投資の考え方

【対策必須】仮想通貨投資で米ドル下落リスクを減らす方法

仮想通貨で海外取引所を利用している人は、テザーなどの米ドルを基軸としたステーブルコインで取引している人がほとんどだと思います。仮想通貨の値動きは激しいので、法定通貨の動きを見落としがちですが、米ドルにも下落のリスクはあります。

そこで、米ドルを保有するリスクを低減するためにFXを利用すると良いということを解説します。結論を書くと、XMというFX会社でスタンダート口座を作成してドル円の売りポジションを持てば良いです。

米ドルもそれなりに動きがある

はじめに、米ドルも法定通貨ながら動きがあるということを認識しておきましょう。まずは直近1年分(2020年10月から2021年10月)のドル円のチャートを見てみます。

2021年1月は103円だったのが10月半ばに113円まで高騰しています。法定通貨とはいえ、10%は大きな動きです。ここだけを見れば円よりドルを保有したほうがいいのですが、もちろん一直線に上がることはなく必ずドル安となる場面はやってきます。

2021年はドルを持っているだけで日本円評価額が10%ほど上昇しました。しかし、逆にドル安となれば何もしていないのに資産が10%減ったということもあるわけです。仮想通貨と法定通貨のどちらにも言えることですが、どの通貨にも強弱の波があります。

その時で最適な判断ができればいいのですが、それはほぼ不可能なので分散して資産を持っておくことがほとんどの人にとって最適解となります。

ドルの売りポジションを持つ

海外の仮想通貨取引所では米ドルのステーブルコインを扱っていますが、法定通貨での売りポジションを持つのは難しいです。なので、FX口座を開設したほうがはるかに簡単です。

仮想通貨の取引口座を開設するのと同じ要領で、FX口座を開設してドル円の売りポジションを持てばいいだけです。これで、ドル安となってもFX口座で利益が出るため、仮想通貨口座のドルが安くなる影響を相殺できます。

ただ、FX口座もたくさんの種類があり、取引所選びを間違えると後悔するので気を付けましょう。

スワップポイントに注意

FX口座を開設するときに最も重視することは、スワップポイントの大小です。

FXではポジションを保有していると、スワップポイントという金利がもらえます。金利といってもプラスだけでなくマイナスもあるので注意しましょう。

例えば、トルコリラは高金利通貨として有名です。トルコリラの買いポジションだと金利がもらえる場合が多いのですが、逆に売りポジションだと金利を支払うことになります。

高金利通貨には下落リスクが高いという共通点があるので、

スワップポイントの相場は1日数円から100円程度ですが1か月以上ポジションを持っていると、無視できない金額になります。同じ通貨のペアでも、FX会社によってスワップポイントは異なるので確認しましょう。

取引手数料に注意

スワップポイントが高くても、取引手数料がかかる場合もあります。国内のFX会社ならば取引手数料はほとんどの会社で無料ですが、海外のFX会社だと取引手数料がかかるところもあります。

これはFX会社の取引方式の違いから手数料が生まれます。DD方式とNDD方式という2種類の取引方式があり、国内のFX会社ではDD方式で海外のFX会社ではNDD方式がほとんどです。2つの取引方式の一番の違いは取引レートを誰が決めているかということです。

DD方式はFX会社がレートを決めているのに対して、NDD方式では市場がレートを決めています。つまり、DD方式では市場価格との乖離が起こりえるということです。実態はわかりませんが、ストップ狩りと呼ばれる価格操作の疑いもあるようです。

DD方式は市場のレートがそのままユーザーに掲示されるので仲介業者が入りません。その代わり、取引のたびにFX会社が手数料をもらうというシステムになっています。それでも、NDD方式で手数料が無料というところもあるます。

XMは手数料がかからない

XMはNDD方式を採用しているにもかかわらず、取引手数料が無料という点が優秀です。

スワップポイントはほかのFX会社と同じくらいで、ドル円のペアだとどちらもマイナスとなっていますが、これはほかのFX会社でも同じです。

取引方式はNDD方式を採用しているので、ストップ狩りの心配はありません。

さらに、口座タイプがスタンダード口座ならば、取引時の手数料がかかりません。口座開設の時にどのタイプの口座で取引するかを選ぶのですが、多くの人はスタンダード口座を選んでおけば間違いありません。取引手数料がかからないのでコストの管理が楽だからです。ほかの講座だと取引手数料がかかってしまいます。

デメリットを挙げるならばスプレッドが少し広いことです。「XM Trading Zero」口座ならばスプレッドが非常に狭いのですが、今度は取引手数料がかかってしまいます。

スプレッドに関しては、仮想通貨口座のドル安対策としてFXを行うのでこの点は問題にならないでしょう。もし、FXをメインに取引したくなったら、その時に「XM Trading Zero」口座を開設すれば良いのです。

まとめ

仮想通貨取引のドル安対策と、XMについて紹介しました。仮想通貨ばかりに目を奪われて法定通貨の動きを忘れがちですが、米ドルや日本円も日々レートは変化しています。

仮想通貨とFX取引を併用することでより盤石な取引体制を整えることができます。XMは下記のリンクから登録できます。

-投資の考え方