仮想通貨取引所は国内だけでなく海外にもたくさんあります。その中でも、バイナンスは世界最大手であり、仮想通貨を始めたばかりの初心者にも強くおすすめできます。この記事ではバイナンス(Binance)のメリットを4つ紹介します。
仮想通貨取引所選びは大切
仮想通貨取引所を選びは非常に重要です。取引所選びが明暗を左右するといっても過言ではありません。なぜなら、取引所ごとに取り扱い銘柄や手数料が大きく異なるからです。大きな要因はこの2つですが他にも理由はたくさんあります。
まずは、どのような取引所なら大丈夫かということを解説してから、バイナンスのメリットを紹介します。バイナンスは取り扱い銘柄や手数料に関しては文句なしの合格点です。
取引手数料が安いか
仮想通貨取引には手数料がかかります。また、手数料は取引所によってかなり違いがあります。大きな金額を投資しようとすればそれだけ手数料の影響も大きくなるので、なるべく手数料が低い取引所を選んだほうがいいでしょう。
目安としては、取引手数料が0.1%以下なら安いと判断できます。0.1%より高い手数料がかかるようなら少し割高といえます。ただし、取引所トークンを使うことで手数料を割引したり、取引高に応じてキャッシュバックをしている場合もあるので、総合して考えると手数料が安くなることもあります。
取引銘柄が多いか
取引銘柄は多いほどいいです。それだけ取引のチャンスが増えるからです。ビットコインなどの有名な通貨しか取引しない人はあまり関係ないかもしれませんが、選択肢は多くて損をすることはありません。
仮想通貨投資をするのなら有名な通貨だけでなく、草コインと呼ばれるようなコインにも少額投資するのも戦略の一つです。
具体的な取引銘柄数の目安ですが、少なくとも10種類以上は欲しいです。日本円のペアだけでなくビットコインのペアにも対応しているとより良いです。海外の取引所ならば、ビットコインのペアやテザーのペアが豊富かどうかをチェックしましょう。
取引所のセキュリティがしっかりしているかどうか
取引所のセキュリティ面は見逃せません。保有している通貨がどんなに値上がりしたところで、ハッキングされてしまったらまったく意味がないからです。外部機関からの監査があるかを最低限チェックしましょう。
過去に起きた有名なハッキング事件として、マウントゴックス事件や、国内では2018年にネムの流出事件がありました。仮想通貨は銀行預金と違って手厚い保証がないため、最悪の場合は預けていた仮想通貨を失ってしまう可能性もあるのです。
幸いにもコインチェックのネムは全額補償となりましたが、それでも返金には長い時間がかかりました。その間資金が拘束されるのはたまったものではありません。
最近は取引所もセキュリティには力を入れていますが、ハッキングの危険性は常に存在します。なので、取引所がセキュリティに力を入れているかどうかは必ずチェックしましょう。
バイナンスはどれをとっても高水準な取引所
バイナンスは手数料、銘柄数、セキュリティのどれをとっても高水準です。仮想通貨の上級者だけでなく初心者にも強くおすすめできます。ほかの取引所も決して悪くはないのですが、やはりバイナンスが頭一つ抜きんでています。バイナンスのメリットを4つ解説します。
メリット① 世界最大手の取引所
バイナンスは2017年に設立されて、そこから約1年で取引量とユーザー数ともに世界最大となっています。2021年現在も、仮想通貨取引所の最大手の地位を維持したままです。
仮想通貨に限らず、どの分野にも大手にはユーザーが集まります。ユーザーが集まるということは信頼性が高いということができます。
バイナンスはセキュリティに関して力を入れていて、2段階認証はもちろんのこと、ユーザー登録にも身分証明の提出を必須としています。悪質なユーザーを徹底的に対策して、マネーロンダリングなどの利用を防ぐためです。
外部機関からの監査については、国際標準化機構(ISO)の認証を受けています。ただ、過去にはバイナンスでもハッキング被害があったので油断はできません。それでも、マウントゴックス事件のように突然資金が引き出せなくなるような事態に陥る可能性は低いでしょう。
セキュリティ対策の成果もあってか、2020年以降はバイナンスで大きなハッキング被害は見られません。
メリット② 100種類以上の取引銘柄を扱っている
最大手の取引所ということは、取り扱っている銘柄も非常に多いです。2021年現在、主な仮想通貨取引所の取り扱い銘柄を比べると以下のようになります。
取引所名 | 取り扱い銘柄数 |
---|---|
バイナンス | 100以上 |
コインチェック | 17 |
GMOコイン | 14 |
ビットフライヤー | 13 |
差は一目瞭然です。国内の取引所では、コインチェックが17種類で最も多くの銘柄を扱っていますが、バイナンスは100種類以上の銘柄を扱っています。日本は金融庁が認可した通貨しかサービスとして提供できないので仕方がないところではあります。
バイナンスでは、ビットコインやイーサリアムのようなメジャーなコインはもちろんのこと、マイナーなコインも多数取り扱っています。当ブログでは高騰した通貨を多く紹介していますが、そのほとんどがバイナンスで取引できます。
バイナンスに新規上場している銘柄も多く、今後も取引銘柄数はどんどん増えていくことでしょう。
メリット③ 取引所トークンのバイナンスコイン(BNB)を発行している
バイナンスでは、独自の取引所トークンであるバイナンスコインを発行しています。将来性が高く、2021年時点での時価総額が9.3兆円です。リップルの時価総額が5.8兆円なので、バイナンスコインにはリップルの1.6倍の価値があるといえます。
取引所トークン自体はほかの取引所にもありますが、リップルの時価総額を超えているのはバイナンスコインだけです。取引所トークンがこれだけの価値を持っているのですから、その期待は非常に高いといえるでしょう。
後述するメリットにもあるように、取引手数料をバイナンスコインで支払える点も優秀です。
メリット④ 取引手数料が安い
バイナンスの取引手数料は取引手数料は0.1%と安くなっています。手数料が0.1%というのはほかの取引所でも見かけますが、バイナンスでは手数料をバイナンスコインで支払うことで取引手数料が安くなる仕組みを採用しています。
バイナンスコインで手数料を支払うことで、0.1%から0.075%になります。25%引きになるのでかなりお得です。数千円の取引ならそれほど差は出ないかもしれませんが、数万円から10万円以上の取引となると、この手数料の違いが大きな差になります。
日本円に対応していないので注意
バイナンスはメリットが多いですが、デメリットもあります。それは日本円の取引に対応していないということです。
海外の取引所なので日本円のペアは全くありません。なので、バイナンスで取引を始めるには、まず国内の仮想通貨取引所を開設して、そこでビットコインを購入します。そして、購入したビットコインをバイナンスへ送金するという流れで取引をする必要があります。
すでにビットコインを持っていればそこから直接バイナンスへ送金すれば済むのですが、これは少数派になると思います。
まとめ
仮想通貨取引所の選び方とバイナンスのメリットを解説しました。バイナンスはどれをとっても高水準で、海外の仮想通貨取引所は初めてという初心者にもおすすめできます。
国内取引所と合わせて利用するのにこれほどぴったりな取引所はほかにありません。
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